今日はカクテルバーっぽく、カクテルの基本についてのお話。
カクテルの作り方のひとつに「シェーキング」というのがあります。一番イメージしやすい、あのシェーカーを振るやつです。
ただ"混ぜる"だけのようですが、均等に混ぜる、氷が溶けて薄まらないようにしながら短時間で冷やす、空気を含ませて味やアルコールをまろやかにする、といった目的があります。同じ材料でシェークしても、技術が違うと口当たりや味がぜんぜん違ってしまうんですよね。
シェークしてグラスに注ぐとシュワーッと気泡で全体が白くみえて、ちいさな氷が宝石のように見えると、あ、美しい♪と幸せな気持ちになります。
■音の違い
それなりに修行して美味しく飲めるシェーキングはできるようになりましたが、マスターとの違いは「音」!シェーカーの持ち方は何度も教わって、ポイントやコツも教えてはもらってますが、マスターが振ると高い金属音がキッ!キッ!と気持ちよく鳴るんですよ。その音が出ません。フォームの違いか、氷の大きさなのか、力の入れ具合なのか…いまだに謎です。
まあ、バーテンダー歴50年の技術に、数年程度で追いつけるようなモノではないとは思いますが、、、自宅で練習用米入りシェーカーを振りながら(笑)いつか耳にも美味しくできる日を夢見る今日この頃です。✨